2月4日。今日の丸福農園は雪景色になりました。
そうは言っても、その前日まではとても暖かく、日差しは12月頃の赤みを帯びたものから白い強い光に変わってきています。
トマトもこの光の変化を敏感に感じ取って、日に日に表情を変えていっています。

さてさて、今日はトマトの栽培のことを少し書いてみたいと思います。
(トマトを栽培された経験のある方は「知ってるよ〜」という内容かもしれません)
下の写真は現在のトマトさんです(2日前くらいに撮った)

判りやすいように番号を符ってありますが、今このトマトの樹は収穫間近の@から開花前のFまでの荷物を背負っています。
Fの上に葉っぱが出てきて、さらにG、H番と次々と花が咲き、実が成っていくわけですね。
これが延々と繰り返される。
この時期はトマトにとっては一番過酷です。
というのは、11月から1月は低温で低日照。
特に日差しの部分は【底】です。
太陽が好きなトマトにとっては嫌な時期でしょう。
その時期にこれだけの果実を成長させる上に、次の【葉】、次の【花】を育て、そして自分を支える【根】を維持しなければなりません。
その手助けをしてあげるのが、私たちの仕事。
時にはこんなにたくさんの果実をつけてしまいます。

もったいないようですが、負担が大きすぎないよう不要な果実は切り落とします。
そうすることで、【根】も【葉】も維持しつつ、残された果実に養分を集中。
大きな果実に成長します♪

そんな風にして、6月まで収穫は続きます。